ボクらはキミが好き!?





「いやーーー、こんなに人気になるとはね」


「ねっ!英慈といさみのおかげだよね」


由宇とあおいは食器をあらいながら、自分達の教室企画の出来にごきげんだ



「だねーーー。・・・・・・!」


「・・・・なに?」


突然何か思いついたような由宇



その意味深な眼・・・・こわいよ、ゆうちゃん・・・・


少し不安気なあおいに対し、不敵な笑みをつくる由宇


「ねぇあおい。  
 あいつらあんなに頑張ってるんだし、全部終わった後・・・なんかご褒美あげたら?」


「え?!ご褒美???」あのふたりに???


「そ!ご褒美っていうか、がんばってくれてありがとー的な?お礼?打ち上げみたいな」

 
なるほど


「打ちあげかぁ・・・いいねぇ!!
 ゆうちゃんもしようよ」 


「う・・・・ん。そね!」


っち・・・・わかってないなー、あおい




ま、それでもいいか

そのほうが近くであの二人の反応見れて楽しめるし






そんな由宇の気の利いた?話をしてるころ、当の二人がくしゃみをしていたのは言うまでもない






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