ボクらはキミが好き!?
ガシャン!!!!!






激しい音とともに長机のうえに置いてあったダンボールが地面に落ちる

片付けられたはずの道具が散らばった

それを慌てるでもなく、冷静に見つめため息をつく









「そうゆうことするキャラだっけ?」






「ふざけないで答えて!!」





「昨日も言ったけど別に何もない
つーか、もう関係ないでしょ私たち」










人を呼び出して何かと思えば・・・・


まだ彼女気取りなのか?めんどくさい・・・・









「あたしはまだ好きなの」




「私はもう好きじゃない」













その言葉にみるみる瞳に涙をためる小山絵莉


なにか言いかけようとしたときテント内にひとの声とともに足音が近づいてきた














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