【野いちご版】やっぱり君にはかなわない〜花と光と奏でSS
『このままだと、お花が喉渇いちゃうので…一度戻ってもいいですか?』



そう表現した紫音に、笑みが漏れる。



「いいよ。待ってる」

『何言ってるんですか。煌暉くんも一緒にですよ』



そう言った紫音が俺の手を引き、珍しくも自ら腕を絡めてくる。


滅多に見られないその甘え方に、俺はますます笑みが深まった。






その数十分後に…

俺の身に起こる、究極の理性の戦いが待っていることなど……


誰が予測出来ただろうか……





そして、冒頭に戻る。



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