〇満月*少年〇
俺はため息をつき、いちごに言った。
「そっか。早く気付いてやれよっ。じゃあそれだけだから。」

俺は、そう言っていちごに手をふってグループの中に戻った。


いちごは鈍感だな…
そりゃ晴も困ってるわけだ。

ふー

俺はまた、ため息をついてふといちごの方をみると頭をかかえて、必死に考えていた。

その一方晴とゆきとかゆうやつはまだベランダで話している。

きっとゆきとかゆうやつは晴といちごと幼なじみだから、晴は恋の相談でもしているんだろ。

頑張れよ。
晴…



俺にいちごを…
とられないようにな……
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