〇満月*少年〇
晴とは今…少し気まずいから聞けないし、優くん教えてくれないし。

どうすればいいのよ!


まぁゆきに相談しよ。
前のこともまだ言ってないしね。


キンコーンカンコーン……
授業が終わった。


掃除も終わり、帰ろうとしたら…
『一緒に帰れなくてごめんよぉ~…』
ゆきがそう言って走ってきた。

「うん。いいよ!あっ今日電話するね。」

ゆきは親指を立てて、
『おっけー』

と言って走ってどこかに行っちゃった。
< 122 / 252 >

この作品をシェア

pagetop