咲き誇るものは忍の恋なり
「なんで貴方達はこのようなことをするの?目的を答えなさいと何度も聞いているでしょ?」

怒っているときは口調が変わる結合…大人になる。

「貴方方に何がわかるんですか?」

「わからないよ!貴方達が考えていることなんて!でもね少しは理解しようと思っているの!」

「結合!後ろ!気を付けて!」

"ガッ!スッ"

「甘いね!忍に俊敏さで勝てるとでも?」

4人中1人の攻撃は空を切った。

"バキッ"

「くはっ!」

「紫音!大丈夫ですか?」

「不動縛!」

結合が不動縛をかける。

「結合、こいつは任せろ。美結がヤバイ。行け。」

「海…?海の敵はどこ?」

「わかんねぇ…」

「えっ!?見失ったってこと?」

「あぁ…ごめん。一瞬目を離した隙にな。」

「ん。大丈夫。」

「結合!こいつの力が強い‼」

助けを求める美結に結合が駆け寄る。

「美結が、こいつっていった!?まぁ、そこはおいといて、OK。まかせて!
忍法!鬼火!」

"ボワッ…ジュワッ!" "ストッ"

結合が鬼火をかける。が、、、

「よしっ♪これで燃えて…ないっ!?うそっ!?この冷気は…」

その鬼火は消えた。

「甘いねぇ…こんなんじゃ足んねぇよ!」

「星羅!気ぃつけろ!後ろから女が来てる。」

「あぁ、ありがとな。澄晴!」

「とぅ!ダメかぁ…やっぱり、強いなぁ!よしっ!"シュバッ!"忍法…水奏。」

後ろから来ていた美結が水奏を使う。

"バシャンっ!"

刹那、水がとてつもない勢いで空からこちらに落ちてくる。それと同時に結合たち四人が飛術隼で飛ぶ。そして木の上に降り立つ。これで戦いは終了かと思うだろう。
が、いないのだ…姿が見えないということは逃げたということ。

「また、逃げられた…私の術が弱かったんだ…ごめんね?」

「ううん、美結。いつもあいつらは勝手に去っていくし、しょうがないよ。」

「でも、本当にごめんね?」

「ううん、みんなで戦ってるんだから!ね?」

「うん。トレーニングしような?俺らも頑張るからさ。な、海?」

「あぁ。」

こうやって彼らはいつも戦っていることはり中1とは思えないような力を彼らは持っていて、一族の中でもtopレベルだ。それでも苦労するこの敵達は…一体何者で何を理由に動くのだろう。
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