咲き誇るものは忍の恋なり
「結合.........」

「大丈夫.........?」

そう、結合だ。結合は泣いていた、

「「結合っ............」」

結合以外の全員の、結合の名を呼ぶ声が重なる。

「私は母さまと同じ人間を、鬼だったとはいえ、殺してしまった......。助けるために忍になったのに......殺しちゃった.........。私には紫音を責める、怒る資格なんて......ない。」

と言う結合。それに対し

「本当にいいのか?許すのか?」

と海が問いかけた。結合は

「私が今独りだったら怒りでどうにかなってしまったと思うよ?でも、今はね、海に美結に真、澄晴に星羅がいる.........。私は......幸せ者だから......怒りが爆発したりしなかった。みんな?ありがとう。............それに、紫音も。たった1人の私のお姉ちゃんだもんっ!」

と笑って言ってのけた。その様子に安堵の表情を浮かべる5人。

結合の抜け落ちていた過去が、結ばれた。
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