北の初夏は何処よりも熱く ヨサコイズム
「アマナツはさーそんなにYOSAKOI好きなら、小さい時からやってればよかったのに」

「いやーお母さんがね、ピアノとか、英語とか、習字とか習い事がたくさんあるのにYOSAKOIまでは無理でしょって」

「まぁーそーだわな」

「だから私習い事全部辞める!」

「うわー。親不孝ものってこうゆう奴のことだよね」

「ひどいよゆきちゃん!
そもそも、私自分から何か始めたいって言ったことないもん!
きっと聞いてくれるよ!
ちょっとお母さんに電話する!!!!」

「今!?」

「今!!!!」

プルルルル プルルルル

「もしもし」

「お母さん!私YOSAKOIやる!」

「却下。」

プープープープー

「撃沈」

「でしょーね」

「はぁーーーーーーやりたいやりたいやりたい!!」

「本気なの?」

「本気や!今回ばかりは本気も本気やで!」

「何故関西弁」

「くそーーーーーーー諦めたくないよーーー。」

「諦めなければいい」

「え?」

「別に諦める必要はないじゃん
行動起こせばいいだけだよ。
どれだけ本気か先ずは人数集めて証明すれば
お母さんだって少しは話聞いてくれるんじゃないの」

「一緒にやってくれるの!?ありがとう!
さすが私の親友だよー!!!大好き!!!!」

「なぜそうなる。」

「え?違った?」

「その笑顔ムカつく。」

そして私達の夏は、始まった。
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