窓の外は晴れ




クタクタで家に帰るも、明日の雑誌の為にお風呂場で念入りに肌の手入れを済ませた

ベットに入ったところで円衣裕太に返信して無い事に気付き急いで返信を送った




私{遅れてごめんね!
今日はPV撮影してたよ
それだけなのに、久しぶりの仕事だから疲れちゃった。
裕太はまだ仕事?
無理しないでね(*^^*)





送ると直ぐに既読のマークがついた。

そしてその直後に、円衣裕太からの着信…
ビックリして通話のボタンを押してしまった
焦って急いで受話器を耳に当てる





美「ももももしもし?!」



裕『ふ…何それ?どうしたの?』




焦りすぎてどもってしまった
円衣裕太に笑われた…

恥ずかしい…




美「いやビックリしちゃって」



裕『ごめんごめん
美織から連絡来る時って丁度、待ち時間とか暇な時間なんだよね…だからつい、電話しちゃって』



美「まだ仕事してるの?裕太、今朝からテレビ出てたよね。もうそろそろ日付け変わるよ?」



裕『今日はたまたま忙しかった』



美「たまたまって…いつもじゃん
売れっ子だし…ちゃんと寝てる?」



裕『移動の車とか、合間合間で寝てるから大丈夫だよ』



美「ご飯もどうせロケ弁ばっかなんでしょ?
夜は外食で済ませてって感じ?」



裕『当たり!俺、料理だけは苦手なんだよね…。
美織、今度作ってよ?』



美「……えぇぇ?!?!?!」



裕『あははは!嘘嘘!
冗談なのにそんなに驚かないでよ
あ、もしかして美織も料理苦手なの?』




電話越しに、いたずらに訊いてくる声が愛しい…。
あいにく、私は料理は大の得意だ





美「失礼な!料理は大の得意だよ
なんでも作れるし」



裕『そうなの?
じゃあ本当に作ってもらお。』




全然作ります…
なんだって作りますよ




裕『もしもーし?美織?』


美「あぁごめん、ボーっとしてた」




妄想に浸ってました…




裕『そういえば俺の中の美織、ボーっとしてるイメージだわ。…って事で俺、ハンバーグ食べたいな』



美「ハンバーグ?」



裕『ん、チーズが上に乗ってるやつがいい』


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