「お坊ちゃま」と「私」
そんな展開あり!?
それから、私たちは順調に進み



一つになるのも早かった



もちろん、彼に昔のことを話したんだけど



彼は、まったく動じることもなく



「昔のお前を知ることも大事だけど、今
のお前を知りたい。過去にあった時間は
俺と取り戻したらいい。話してくれてあ
りがとうな!」



・・・と言って、私を受け入れてくれた



そう受け入れてくれたから



簡単に体をひらいたって訳じゃなく・・・



なんて言うんだろう・・・



昔のことを話してから、彼は



ほんのささいな事でも気にしてくれて



すごく大事にしてくれた



この人なら信じていいのかもって



思う自分が気付いたらいて・・・



早い時期で一つになったことを



後悔していない自分もいたのは確か



昔のことも彼のおかげで



思い出すことも次第に減ってきたの



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