恋人はご主人様



その顔を見て、絢菜さんがニヤリと笑った。


「私の言うことが聞けないの…?」

「…」


この至近距離でダメだなんて言えない…。

だって絢菜さんの笑顔が輝いてるんだッ!!(泣)


「1つだけ…守ってくれますか」

「1つだけならいいわよ♪」


この先は、最低最悪な奴等がいる学校…。

もし絢菜さんが女だってバレたとしても…


「絶対に、僕から離れないで下さい」


絢菜さんは、僕が守ってみせる。



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