三代目J Soul Princess
第四章
*20*

紗「私GENERATIONSになる」
人「は?」

また始まった、と言わんばかりの顔。

紗「紗奈さんって呼ばれるのめっちゃいい!」
臣「やめとけ」

みんな私のわがままには慣れてるから、さらっと聞き流している。

紗「みんなもうすでにさん付けされてるからわからないんですよ!」
隆「さん付けいいよね!」
紗「ね!さすが隆二さん!わかってる!」

隆二さんだけはいつも私に優しい。

己「紗奈、普段も呼ばれてるじゃん」
紗「呼ばれてますけどね、いや、違うじゃないですか!グループ内で呼ばれたいんですよ、ん〜もう〜わからんかな〜」

1人でわーわー騒いでいると、健ちゃんが笑った。

健「そんな言うんやったらGENE行ってこいや(笑)」
紗「はー!?言われなくても行きますよーだ!」

そう言って私はGENERATIONSの元へと向かった。

ーーー

あ、あの後ろ姿は…!

紗「メンディーくんメンディーくん」

背中をツンツンとすると、振り返って一瞬周りを見てから、私がいる下を見た。

メ「えっ、どうしたんすか(笑)」

メンディーくんは私がグループ的に先輩だからって、敬語を使ってくる。

紗「敬語やめてや」
メ「あ、ごめん(笑)」

同い年なのにね。

紗「私な、GENEに入ろうと思って」
メ「え?」

半笑いで頭にはてなを浮かべている。

紗「入れてくれる?」
メ「い、いけど、三代目さんは?(笑)」
紗「しらんっ」

やっぱりメンディーくんは優しい。

このあと健ちゃんのお迎えで三代目に連れ帰られました。

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[寄り目をしているメンディーと紗奈]

今日は初めて
メンディーくんとツーショット撮りました!
え、初めてやんな?(笑)

#寄り目できてなさすぎ
#メンディーくんうますぎ
#今度教えてもらお
#そうや
#みんな明日の更新
#楽しみにしてて
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@寄り目紗奈かわいすぎる!!!
@明日なにがあるの?
@ここ同い年?見えないんだけど(笑)
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