お兄ちゃんと秘密のキス


「ごめんな……」











謝らないで……




私、やっと気づいたの…



あの胸の高鳴りがなんなのか……


やっと分かったの…。



あなたの笑顔を思い出すたびに、


あなたのキスを思い出すたびに、



顔が熱くなるの…。









でも、


もう、遅いんだ。きっと。



私は、バカだったね。



もしかしたら、この気持ちから逃げていたのかもしれないね…








そんな臆病ものの私に、



あなたを好きになる資格なんてない。





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