お兄ちゃんと秘密のキス


そして、ひかるは言うことを言って、飛び出して行った。






なぁ。



俺だって、妹ができるの、すごく楽しみだったんだからな?












だからこそ…。


ちゃんと謝らなきゃ、


そう思った。















ひかるは、


家から少し離れた公園のベンチにひとり、ポツンと座っていた。



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