お兄ちゃんと秘密のキス


「気に入った?」



「うん!ありがとう!」




私はドキドキする胸に手を当てながら言った。



私には、ずっと夢があった。


いつか、好きな人から
ジュエリーをもらう事。



バカだと笑われるかな?


でも、私は

今にも泣きそうだった。




きっと、かなたは私の運命の相手なんだ。


勝手にそう思い込んだ。















まさか、


事態がここから急展開していくなど

考えもせず。






< 313 / 409 >

この作品をシェア

pagetop