お兄ちゃんと秘密のキス
「言い逃れはできないはずよ。
証拠があるんだから。」
お母さんは私たちを睨み付ける。
「どうなのよ…」
鋭い口調で彼女は尚も私を追い詰める。
でも、否定する事なんてできない。
事実なのだから。
私の小さな心臓が尋常じゃない速さで脈を打つ。
「答えなさい…!」
私が耳をふさいだ時、
かなたが冷静に呟いた。
「オバサン。
答えは、その写真の通りだよ。」
私は驚きで目を見開いた。