お兄ちゃんと秘密のキス


「文化祭の時の
ひかるちゃんを俺から守ったあいつは


いつもとは違った。」




「そんなの…

そんなの圭さんの勘じゃないですか…」




フフッと圭さんは柔らかに笑った。



「そうだな、そうだけど。

俺の勘…

外れた事ねぇよ?」









どうしてだろう。


全く保証なんてないのに


圭さんのいたずらな目をみたら


何故か本当にそんな気がした。





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