お兄ちゃんと秘密のキス



ビクンッ



私の体が反応してしまう。



「ん……」


自分じゃないみたいな声が出て驚く。



「お兄ちゃん…やめて…ッ!」



その声さえ、お兄ちゃんは聞いてくれない。



「そう言う顔、すんなよ…」


お兄ちゃんの唇は、首筋からどんどん下がってきて、
私の胸に吸い付いた。









もうダメだ。










その時だった。




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