【童話】雨に恋して
れいくんの手はあったかくて、きもちよかった。


れいくんは、じゃぁおねがいします、とほほえんだ。


わたしとれいくんは、車の中でもずっと手をつないだままだった。


れいくんのおうちにつくと、れいくんは、ママにおれいを、わたしにはまたね、といった。



もんの小さな扉に消えたれいくんに、また会いたくなった。


でもきっと、あしたになったられいくんは、きのうのおれい、っていってくれる。
そんな気がする。



あしたは、一緒ににじがみれたらいいな。








end





あとがき
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