カレカノ


あたしたちは
お喋りしてる
間に


いつの間にか
マンションについていた


「車とめてくるから入り口で待っといて」


「うん」


あたしは
入り口へ向かうと


そこには
見覚えのある
人がいた


「…洋くん?」


「美優姫ちゃん久しぶり」


「…どうしているの?」


「これ預かってた。」


そう言ってあたしに
渡された手紙


そこには見覚えの
ある字



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