夏色恋花火―ナツイロコイハナビ―

*花火 *梓side&愈月side*

「そーえば、そろそろ夏祭りの花火だよね?」
「うん。そうだけど?」
「オレ、休みもらったから行けるようになったんだ!!」
「へぇ~^^じゃぁ、今年は4人で行けるね!」
毎年一緒にいってたけど、中学に入ってからみんな、予定が合わなくなって
いけるのが少なかったんだよね・・・。
「よかった!!じゃね♪」
「うん。」


ブチッ☆


「ねぇ、梓。浴衣かって着ない??」
「いいね!!愈月は、何色の買う?」
「あたしは、お姉ちゃん(紫月(シヅキ))のかな?お下がりばっかでヤダケド;」

「そっか・・・・」

あたし、は・・・紫かな。けっこういいし。

「大地は?私服??」

「うん。まぁね。」

「そっか。去年、甚平着てたジャン!」
「あれは、もうちっちゃいの!」

・・・。もう、中学に入って半年かぁ・・・。
早いな、、、でも、あたし達は絶対離れない絆があるもん。平気だよね!

< 5 / 21 >

この作品をシェア

pagetop