ダイヤモンド
「めんど・・・」

みんなで体育館に向かう。
体育館だけはむしょうに暑い。

「あっつー!ありえないっつの」

「だねー沙樹汗やばいよ!?タオルないの?!」

「え、まじで!ちょ、はずかしーぢゃん」

「いいじゃんべつにー」

「うん・・・」

「沙樹!前前、始まっちゃうよ!」

あたしは沙樹にそういうとおっけー!ってゆうぽーずをした。

「では、始業式を始めます。」

そして、先生の発表

「2年1組の担任の先生は、菊池先生です。」

「よっしゃ!きた!雅!きっくーだよ!」

「やったね!」

私たちがなぜ喜んでるのかというとー・・・

菊池は学校で一番甘くてやさしいから!(笑)

みんなからきっくーって呼ばれてる。

かわいいってわけでもなく、そこらへんにいそうな普通のおばさん。

「これで始業式を終わります。」

みんなで教室に帰る。

「やったねー安心したー」

「だねーあ!沙樹!転校生きたよ!」

「え、どこどこ!?」

「ほら前!」

「はい、みなさん。今日から1組に入る転校生です、自己紹介を。」

「ちゃーす。宮崎 拓っていいます。よろしく。」

・・・・・・・・・・・・え・・・

「何こいつ・・・がらわるっ」

「だね・・・」

「宮崎君の席はあそこの一番うしろよ。」

「え!あたしのよこ!?」

「そうですよ。なかよくしてあげなさい。」

「え・・・はい・・・」
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