寄っていきませんか。

太陽がもう対して白くない私の肌をじりじり焼いてる。


『暑いぃ...』
教室のエアコンの役に立たなさにイライラする7月。
私がアイスだったら、もうすでにでろんでろんに溶けてる。
...アイス食べたくなってきた。


「暑いって言ったら暑くなるだろ‼」
外でミンミン煩い蝉と同じぐらい煩いやつ。


『じゃあなに。寒いーてか?』
暑さのせいでイライラする。冗談でも寒いとか言えない温度だわ。


「仕方ねーなぁ。仰いでやるよオヒメサマ」
ペコペコと音と一緒に少しだけ涼しくなった。


『その下敷き私のよ』
あたかも自分の下敷きのように私の下敷きを使うなよ。


「涼しいだろ?」
にっこりと太陽並みに眩しい笑顔をつけて聞いてくる。


『ふむ。苦しゅうないわ』
私も相当暑さで頭がイカれてる。
なんで、この男がかっこよく見えてしまうんだろうか。この男だけが。




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