恋と憧れの境界線はどこですか
出会い

出会いは2年前の高校1年生の初めの授業。

「ええー、このクラスの国語基礎の
授業を担当する井上ゆうです。よろしく」

"なんだかこわそうめんどくさそうな先生"
それが素直な第一印象。

簡単な自己紹介を聞き自分のことを書き終えてねむい、、寝よう。と机に伏せていると「書けた〜〜?」と一言。
せっかくの睡眠を邪魔するなんて…
と言わんばかりにプリントだけ見せてもう一度寝る。
「え!野球好きなん?私も好き!」
「はい…」
「ねむいん?(笑)昨日寝てないの?」
「あんまり…」
「そっか。」と頭をぽんっ。せんせー!
と別の所から声がして行ってしまった。

なんだよ、全然怖くなさそう。
授業寝さしてくれないのかな〜〜
と考えながらもうひと眠り…眠たい。。


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