《短編》時計仕掛けのカトレイヤ



「だから...カトレイヤ、俺の傍にいろ、最後まで」

「カイ...」

「好きだって言ったら、おかしいと思うか?」


不安そうな顔で尋ねてくるカイに、私は笑う。


「変」

「お前な、空気読めよ...、まぁ、そんなカトレイヤが好きなんだけどよ」


愛おしい物に触れるかのようなカイの手に、髪を梳かれる。
眠りたくなるような心地よさだった。










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