メープル*パンケーキ【1巻】
大丈夫と言っていても本当は大丈夫じゃなくて…どこかで見られていないかとか、密かに追い掛けてきて来ていないかとか…様々な妄想が頭から離れない。
「…さっきより更に顔色悪いよ?…買い物、これで全部?持ってってあげる」
『えっ…』
返事をする前にカゴを持ち上げると、
手を引かれてゆっくり歩き出した。
私は手を引かれるままに歩き、彼の背中を不思議な気持ちで見詰めていた。
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