メープル*パンケーキ【1巻】
不思議に思っていると、私と同じ目線の高さになるようにしゃがみこんだ。
「取りあえず店の事務所行こうか。車、直ぐそこに停めてるから。怪我とかしてない?…歩けるかな?」
『大丈夫です…』
ゆっくり立ち上がり真っ直ぐ藤枝さんの目を見詰めた後、私は深く頭を下げた。
「夏音ちゃん…?」
『…助けていただいてありがとうございました…!!』
下を向けばまたポタポタと滴が落ちてく。
今の涙は安心して涙が出てるんだ。