メープル*パンケーキ【1巻】

壁掛けの時計を見ると店を開ける時間が迫っていた。

とりあえずランチの準備やら何かは…まぁ…大体出来たかな。

あっ、酒の発注しないと。

ふと幾斗の姿が見えなくなったと思ったら事務所のロッカーが閉まる音がして、制服に着替えた幾斗が現れた。

「さ~~て、そろそろオープンの時間だな。今日も宜しくお願いしますよ、幾斗君??」

「ん。任せてよ♪」

腕捲りしちゃって気合い十分で頼もしいな♪

―いつもの様に互いに拳を合わせ、一日の始まりを迎えた―。
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