ダメオトコに恋して、バカ男に恋されて。
そんな事考えながら、
1人帰り支度をして教室を出る。


莉子は部活。

「あーあ。私も部活とかやれば良かったのかなー。」

「でかい独り言。」

「あー。横山。お疲れ様。部活?」

「うん、あると思っていったらなかったー。」

「あんた、まだ入ってんだ(笑)」

「まーねー。てか部活じゃなくて、愛好会だし。」

「料理作ってんの(笑)?」

「いや、食べる専門(笑)」


横山は料理愛好会とか
全然似合わない部活に途中入部していた(笑)

理由を聞けば、
人が少ないから当時付き合ってた彼女にお願いされたからと。


まぁ、基本優しいやつなんだ。

「元カノと一緒とか気まずくないの?」

「いや、別にー。彼女もバレンタインとかイベント事の時しか顔ださないしね。まぁ会っても別に喧嘩別れてとかじゃないし。普通だよ。」


「そっか。」
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