からっぽ。
《歩実》



お昼時から、少し過ぎていた事もあって、私達は待つ事もなく近くのレストランに入った。


「俺……、良く分かんないから、適当に頼んで?」

坂下に言われて、私は二種類のパスタとサラダを注文した。


「裕美との事だけど………」


食後に運ばれて来た、アイスコーヒーを飲みながら、坂下が言う。


私も、ずっと気になっていた。

あの“話し合い”の内容を、私は詳しくは知らなかったから……

タバコに火をつけて、タイミングを計っているみたい。


「この前の話し合いで………」



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