からっぽ。
《要一》



今日は、俺の誕生日。

毎年、潰れるまで飲んで、2~3日は調子が悪くなる。

『大事な仕事』

だと、諦めているが………


「一緒に居たい…」

出掛けに裕美が言う。

「今日は、どうしても休めない……」

「そうだよね……」

寂しそうな顔をしているが、仕方がない。

「なるべく、早く帰るから………」

聞こえていない様だったが、そう言って部屋を出た。





「おめでとーっ!!」

10時に開店してから、すぐに客が入り、休む暇もなく、ひたすら飲み続ける……

『朝まで持つだろうか……?』



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