幻想
幻想
能動的な彼が 
受動的な階下を睨む 
その瞳で 
白けている奥まで刺し通してほしい 

腕という腕が 波打つ草むらに 
あなたを 寝転がらせて 
理由もなく 愛してると云うよ 
その時 
聖の牙城が零落するとも知らず 
隠棲した女王の高笑いも知らず 

裸で 
何も身に纏わず 
いられたらいい 

すれた余興は つまらない


< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ミーハーはやめた

総文字数/178

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
いろいろ考えましたが、ミーハーやめようと思いました。変な詩ですが今の気持ちです。
会わない理由

総文字数/172

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
結局自分の感情から逃げているから、好きな人と会うという、当たり前の事ができないのか? 弱虫の詩と思ってくれても一向に構わない。 ただ、マンネリズムに落ち込んで、互いに腐りたくない。
あなたの声を

総文字数/167

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
最初は虚しく悲しい気持ちだった。しかし、そんな気持ちを祈りに変え、感謝もできた。さよならから始まる事もある。極私的な詩です。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop