男の秘密 -繋がる未来-
「優にばっかり押し付ける形になって、申し訳ないけど、凄く嬉しい」

抱きしめられた腕の中で、優も幸せを感じた。

「急なことだし、籍だけでも入れておこうかと思ったんだけど、式も出来るならしたいと思ってた」

「わ、私は忍さんと居られたら、別に籍とか式とか必要ないのだけど・・・」

「ダメだ。優は俺の奥さんだって、みんなに見せ付けたい。籍だって、今すぐ入れて安心したい位なのに」

羽奈の言っていた通りの内容に、ビックリしながら、自分の事をこんなに思ってくれているのだと思うと、嬉しかった。

「会社を辞める時期は、優に任せる。気持ちの整理とか有るだろうし・・・」

「ありがとう。よく考えて決めるつもりだけど、多分出来るだけ早くやめる事になると思う」

「俺が、仕事を増やしたしな」
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