【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて
ーーーシャッ!
「やめなさいよ、いきなりっ……」
夏目先生の声にハッとしたのも束の間。
仮にも病人のわたしに気を使う素振りなんて全くないようにカーテンが開いて、視界には七瀬先輩が飛び込んできた。
信じられない……。
アナタには配慮とか気遣いとかそういうものはないのですか?
だいたい、本当にバレたら責任とれるんですか?
「七瀬昴が、何の用?」
最初に口を開いたのは常磐君だった。
重たい身体を起こすと無愛想に常磐君がそう言って、一気に冷たくなった声音に正直、驚いた。