胸が壊れるほどに愛してる
家─────


「お母さんは、いつも遅いのか?」


「はい.........仕事が忙しくて..........」


「そうか。大変なんだな」


「はい。いつも母には迷惑をかけていて......」


「白石も、辛いよな」


「いえ、私は、全然.........!」


「白石、おいで」


「えっ!?」



先生は、自分の脚と脚の間をポンポンと叩き、私を呼び寄せた




「で、でも.........!」


「良いから、おいで」


「.........し、失礼します.........//////」


「よしよし、偉いな」


先生の手には、安心感と、温もりがあって、とってもやさしかったです.......
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