そらをみあげれば…
俺は親父の車【デリカ】を借りてたので、俺の車で全員乗せれる。
まずは同じ市内のかどわきを迎えに。
2人だけのドライブは20分ほど。
街に入りあっちゃんとまーぼーを乗せたが、2人ともすでに眠そうでちょっとテンションは低かった。

そこからまた30分くらいで、今度はつるの家に到着。

つるはどこかで遊んできたらしく、夜中なのに超ハイテンション。
俺は少し眠気が出てきてたので、少し休憩するつもりでつるに運転を代わってもらった。

運転席:つる
助手席:かどわき
2列目運転席側:まーぼー
2列目助手席側:あっちゃん
そして俺は3列目を起こし、床にシートを敷いて寝転がっていた…

つるの家からえんせんの家までは山道が続き、1時間くらいかかる予定。
音楽をガンガンにかけ、歌ったりはしゃいだりして、気づけばもうあと数百メートルのとこまで来ていた。

渋滞しているのか…
夜中の4時近くなのに前には車の列。

「抜いちゃうか?」
「抜いちゃえ~!」

といううちらの声。

俺達の車は左に曲がるカーブで、前の車を追い抜きながら走り始めた…
1台…2台…3台と抜き始めて、渋滞の列が進み始めたら、なんとカーブの向こう正面からタンクローリーが!!!





左側は車の列!!!





右側は崖!!!





眩しいライトが目に入り、けたたましいホーンが鳴り響いた瞬間!!!

………そこで俺の記憶は無くなっていた…
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