蝉時雨ノ詩
向日葵の彼女
繰り返した日々を集めたら
綺麗な絵空事へ溺れよう
あの日の君を覚えてた
また笑って欲しいんだ

蒸せかえる蝉時雨
白昼の小さな嘘つきを
ほら、また眠くなるんだ
君に会える気がしてさ

悲しいほどに冷めない体温
君が消えて何度目かの夏
全てを照らす太陽探せ
僕を照らしてた君の記憶を
向日葵のように追いかけてるのさ


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