私はそれを見るたびに貴方を思い出すでしょう
ところで
私は今、緑の家にいる。

突然雨が降ってきたのだ。それも土砂降り。

「クシュン!」

白いワンピース1枚しか着ていなかった私は体を冷やしてしまい、

しばらく緑の家で雨宿りすることにした。

「大丈夫か?風邪ひかなきゃいいけど…
とりあえずこれで拭いとけよ。」

緑から渡されたタオルで頭や腕を拭いた。

しかし、服が体に張り付いて冷たい。

私が思わず身震いをすると、

緑はマグカップに注いだ温かいココアを差し出した。

「飲めよ。寒いだろ。」

マグカップを受けとって、私は思わず噴き出した。

「なんだよ。」

「だって、ココアってなんか可愛くて…。」

そう言うと、緑はチッと舌打ちをして

「悪かったな、甘党なんだよ。」

と言った。その顔はすこーしだけ赤かった。






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