闇の中に咲くランの花 Ⅰ



麻琴「当たらないからって八つ当たりしないでくれますか?」

パシッ


ビクッ
「なっ!」


麻琴「そんなん当たるわけないっての!」


ゴキッ


「イデデデデェーーー!」


そりゃそうでしょ……腕ひねってんだからさ……ショボッ!


「次は俺だぁーー!」


ひとりひとり来られると面倒いから


麻琴「まとめてかかって来ていいですよ?」ニヤッ


またまた挑発してみた…。顔は見えてないけど思わず口角が上がってしまった


「調子にのんじゃねぇー!」


あらら、簡単に乗っちゃったよ…。単純だね〜


ボキッ

ドカッ

シュッ

パキッ

パシッ

ゴキッ

バキッ


ふぅー


突っかかって来た奴らはこれで全部?


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