闇の中に咲くランの花 Ⅰ



そう思ったのも間違い…


奏「なんで斬龍が一緒なのさ!」


奏の声?いやいや、空耳って奴だよね…


潤「ワイ、イヤやで!せっかく麻琴に教えてもらえると思ったんに!」


あれ?これも…疲れてるのかな…


楓「まぁまぁ一旦落ち着け…何かの手違いだよな?斬龍さん…」


信じたくないけど3人連続で聞こえるってことはいるんだね…夢じゃないんだね…


ガチャ

麻琴「おーい…何やってるの?」


春兎「あっ!姉ちゃん〜蝗龍の人たちが僕は一緒に勉強しちゃダメだって言うんだ…酷いよね?うるうる」


ズキュン!

射抜かれました!何だこの小動物的な可愛さは!


ヨシヨシ

麻琴「あのねみんな、春兎は頭いいから大丈夫だよ?自分で解ける問題はほとんどだし…だから春兎が一緒でもいいかな?」


奏「し、仕方ないなぁ…でも今日だけだからね!」


春兎「わーい!(姉ちゃんに何するかわかんないからな…コイツら)」



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