闇の中に咲くランの花 Ⅰ


おお!赤点誰もいないじゃん!


麻琴「みんなよく頑張ったね!今日はご馳走だ!」


奏・楓・潤「「「前より順位上がったぁ!」」」


あれ?赤点凌いだことじゃなくて?


奏「僕ね、前まで200位以下だったの…」


潤「ワイもや」


楓「俺も」


そ、そんなに酷かったの!?それなら凄い急成長じゃん!


麻琴「結構上がったんだね!じゃあ今日は3人の好きなものにしようね!」


材料もたくさんあるしなんでも作れちゃうよ!


桃真「これから終業式だ。ちゃんと放送聞くようにしろ。」


廊下でそんな話をしていると、桃ちゃんが全員に聞こえるような声でそういった。

へぇ〜終業式なんてあるんだ。


麻琴「この学校、意外とちゃんとしてるよね」


愁「どうしたんですか?」


麻琴「いや、だって不良校って言ったら喧嘩ばっかやってて教師に反抗しまくって終業式とかないと思ってたんだよね…やり方は放送だけど…」


愁「なるほど…ですがここの理事長は怒ると怖いですから…ちゃんと聞いておかないと絞め殺されますね…」


涼さんって怖がられてるんだ…それは知らなかった。


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