闇の中に咲くランの花 Ⅰ
蝗龍の倉庫! 麻琴side


ピピピッピピピッピピガッシャン


ぅん?ああぁあああ!また時計壊しちゃったよ…新しいの使わないと……せっかくお母さんが新しい時計を入れてくれてたのに…


麻琴「今度から目覚ましかけるのやめようかな…」


それか、ちょっと遠いところに置いておくとか。流石にもう時計に申し訳なくなるから。

そんなことを考えながら私は携帯の画面を見た。


今は、6時半か…ちょうどいい時間!朝ごはん作らないと!なんて言ったって“料理担当”で・す・か・ら・ね・!

何つくろっかなぁーよしっ!トーストにオムレツにしよう!


数分後…


麻琴「できたっ!」


簡単だけど上手くできたかな?さて、あとはみんなが起きてくるのを待つだけなんだけど…。なるべく温かいウチに食べて欲しいし…。

………起こしに行ってみる?


麻琴「……うん、行ってみようかな」


そう決意して、私は部屋を出た。

うーん、まずは奏と楓の部屋にしようかな?


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