非現実が現実に
「うっ…」

え?えぇ??

急に雪弥が、うつむいたと思ったら
しゃがみ出した。

どこか具合、悪いの!?

びっくりして急いで雪弥のそばに駆け寄った。

「だ、大丈夫!?」

雪弥の肩を少しグラグラと揺らした。

ギュッ

驚きなことに、雪弥は元気で…

いや、そこじゃなくて

雪弥が腕をつかんできた。

と思ったらいきなり…////

抱きしめてきた。

「由香…」

「は、はい…」

「男嫌い、なおったか?」

あ、ほんとだ。
抱きしめられても、平気だ。

でも、これってほかの男子だったら無理なのかもしれない…

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