俺たちの妹・3
美晴side…
ある日の定期検診の日に、ひな兄から連絡が入った。
『前園さんの体調が悪くて心配なので、連れて帰ります』
前園さんって……由奈さんだよね……
『由奈さん、体調悪いの?私今から病院で定期検診なんだけど、終わったらすぐに帰るね』
ひな兄が、女の人を家に連れて帰るなんて珍しい。
もしかしたら、もしかするのかも………
そうなったら、私、凄い嬉しいな……
ひな兄から、連絡をもらってから、1人ニヤついてしまった。
「みぃ?どうしたの? ………嬉しい事でもあった?」
隣にいた葵が、不思議そうな顔できいてきた。
「ふふ……うん。あのね、もしかしたら
、ひな兄に素敵な人が出来るかも」
「…………え?ひな兄に?」
「…………うん。もしかしたらだけどね」
「こういう時のみぃの勘ってあたるからな〜。え?誰?みぃが知ってる人?」
「知ってるも何もいつもお世話になってる人だよ」
「みぃがお世話になってるの?」
「うん」
「………………前園さん?」
「ふふ、正解」
「………………っ‼︎ マジで?」
「今はまだわからないけど、そうなればいいな〜って」
「確かにそうなれば、みぃの見張り役の人増えるから俺も嬉しい」
「もうっ‼︎ 葵ってばそんな事言って……」
「だけど、ひな兄、今までそんな話なかったから あまり興味ないのかと思ってたけど、そうじゃなかったんだな」
「ひな兄に合う、いい人が見つからなかっただけだよ」
『前園さんの体調が悪くて心配なので、連れて帰ります』
前園さんって……由奈さんだよね……
『由奈さん、体調悪いの?私今から病院で定期検診なんだけど、終わったらすぐに帰るね』
ひな兄が、女の人を家に連れて帰るなんて珍しい。
もしかしたら、もしかするのかも………
そうなったら、私、凄い嬉しいな……
ひな兄から、連絡をもらってから、1人ニヤついてしまった。
「みぃ?どうしたの? ………嬉しい事でもあった?」
隣にいた葵が、不思議そうな顔できいてきた。
「ふふ……うん。あのね、もしかしたら
、ひな兄に素敵な人が出来るかも」
「…………え?ひな兄に?」
「…………うん。もしかしたらだけどね」
「こういう時のみぃの勘ってあたるからな〜。え?誰?みぃが知ってる人?」
「知ってるも何もいつもお世話になってる人だよ」
「みぃがお世話になってるの?」
「うん」
「………………前園さん?」
「ふふ、正解」
「………………っ‼︎ マジで?」
「今はまだわからないけど、そうなればいいな〜って」
「確かにそうなれば、みぃの見張り役の人増えるから俺も嬉しい」
「もうっ‼︎ 葵ってばそんな事言って……」
「だけど、ひな兄、今までそんな話なかったから あまり興味ないのかと思ってたけど、そうじゃなかったんだな」
「ひな兄に合う、いい人が見つからなかっただけだよ」