ウソのコイビトになりました
そう言うと朱里が顔をあげた。
「朱里にいつ、何で好きになったか聞かれて考えてた」
すると、朱里は驚いた顔をした。
「だけど、結局分かんなかった。
いつの間にか好きになってた」
すると、朱里は俯いた。
あれ、俺また何かやっちまったのか!?
そう思い内心慌てていると
ギュッ――。
急に朱里が俺に抱きついた。
「私、勘違いしてた。ごめん」
そう言うと抱きついたまま顔をあげ
「すっごく嬉しい」
と、満面の笑みを見せた。
何だコイツ。可愛すぎる。
不意打ちはやばいだろ。