クール上司とエレベーターに閉じ込められて
剛野さんは、背が低くて中年で寡黙な人だった。
周りは何となく怖い雰囲気から避けていたが、あの人が課長のおじさんとは驚いた。
その上課長の仕事の段取りをしてるとは更に驚いた。
年齢で仕方なく課長補佐をやれてるのだと思っていた。
「本来は、あの人が課長になるべき所を華がないからと僕がなったんだよ。
あの人が居なかったら総務課むちゃくちゃになるよ。
それより連絡出来ないなら凄く僕は、オシッコしたいんだけど端でするから良いよね。
のりちゃんもしたかったら見ないからしていいよ。」
そういうと課長はエレベーターの隅に行くと本当にオシッコを始めた。
ジョロジョロという音が何時までも続いて足元を見ると課長のオシッコが流れて来ていて慌てて逃げたが、狭いエレベーターでは最終的に逃げ場が無くなった。
「何故そんなに出るんですか?」
「うるせえな!アイドルは余りそういう小便とか大便の話しはしないだろう。
だから、会社ではなるべく我慢してんだよ。
アイドルのTwitterで小便ナウとか書いてるか?書いてないだろう。
僕は会社のアイドルなんだからね。
もう頭に来たから言うけどスマホの電源が無いのはエロ動画を観てるからだよ。
それとさあ、エレベーターが開いたらこの小便はのりちゃんがした事にしてくれるよね。」
「はあ!課長貴方がしたんでしょう。それなら私は科総研の女でも杉下右京さんでも呼んでどっちがしたのか調べて貰いますよ。」