明日を見て 〜頑張れ、横山!〜
笑って言う俺に、
可愛い天使は優しく返す。

「そりゃそーでしょ(笑)」

「ねー。瑠花さん。」

「何よ?」

「俺と付き合お?」

「……やだ。」

そのやだが
また可愛いとか思う俺は、

やっぱりもう、とめらんねーよ。



「あはは。やっぱりね。そんな簡単じゃない乙女心は、どーしたら前向きになってくれんの?」

「だから、何度も言ってるでしょ?」

笑ってた顔がため息交じりに、
言葉を続ける。

「あんたは、まだ若い。

私と付き合って、別れても、まだまだ楽しいのよ。でもね、私はそろそろ落ち着いた恋愛がしたい訳。」

これ以上言う事なんかないと言わんばかりに、
俺から離れる、瑠花さんに……


「じゃ、さ。」

離れた瑠花さんの腕を再度掴み、


「籍入れちゃおうよ?」
< 93 / 98 >

この作品をシェア

pagetop