神様のいない夏
栄光の時代
思えば俺が最も輝いていた時代は、14歳の夏だった。

あの頃の俺は、誰がどう見てもクラスの中心人物だったし、当時所属していた弓道部では、全国大会に出場するほどの実力を持っていた。
また、定期テストでは3日前に勉強すれば毎回10位以内を、自分でもびっくりするほどすんなりととっていた。

漫画でしか見たことのないそんな俺を恨む奴は少なくなかったが、それを直接俺に物申す奴は誰一人として居なかった。
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