絶叫脱出ゲーム③~クラスカースト~
それとも、あたしの全く知らない分野で活躍でもしているのかもしれない。


どっちにしても、あたしたちには関係のないことだ。


明日は土曜日で学校が休みだから、早く帰って休みたい。


月曜日からまた地獄の日々が始まるんだから。


そう思い、足を生徒玄関へ向けた。


その時だった。


カチャッと小さく音がしてドアが開いたのだ。


3人が咄嗟に逃げようとするが、黒いスーツの男と目が合ってしまった。


あたしたちはその場に固まったように動けなくなってしまった。


この状況はまずい。


絶対に何か聞かれるに決まっている。


スーツを着た男はニヤリと笑う。


『キミたちの悩みを話してごらん』


これが、すべての始まりだった。
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