CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~

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「……それではインタビューはこれで…ありがとうございました」

あいさつをして、イスから立ち上がると、

「お疲れさまでしたー」

と、ギターのシュウがひらひらと手を振った。

「ああ…そうだ。あとで俺たち飲みに行くんだけど、いっしょにどうですか?」

シュウが、人あたりの良さそうな笑顔を向けて、声をかけてくる。

「そうですね…」

チラリと編集長の方に目をやると、「行って、損はない」と言い、

「半人前ですが、よろしく面倒見てやってください」と、シュウに軽く頭を下げた。

「はい、こちらこそです」

と、彼が答えて、

「そしたら、SNS交換してもらってもいいですか?」

と、私の方に向き直った。

仕事用でも使ってることもあって、私はシュウとIDのやり取りをした。

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